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のっぽさん

[2023.05.14]

先日、高見のっぽさんの訃報がありました。

自分の中でののっぽさんと言えば、やはり「できるかな」です。

圧倒的に記憶に残っている幼児番組でした。

昨夜、追悼として、その中から4本を再放送していたので見てみました。

180cm超えの手足の長いおじさんが、なぜか一切しゃべらないという設定や、大人がハサミやセロテープなどを駆使して身近な素材で工作をしているところを目の前で見せてくれること、印象的なテーマ曲などが相まって脳内に刷り込まれていたんだなぁ、と実感しました。

調べると、特徴的な声でナレーションをされてた方が43歳の若さで急逝し、最終回の頃は2代目の方が務めていたことも知りました。

昨夜は「できるかな」の後に「みんなのうた」で“グラスホッパー物語”を3本流してくれました。

これは自分がさすがに「みんなのうた」を見ない年齢になってからの歌だったので、じっくりと見たのは初めてでしたが、作詞や歌唱、踊りなどを担当したのっぽさんからの“小さい人たち”への素晴らしいメッセージとして受け止めました。

 

自分の仕事は無理やり子供の口を開けさせベロを抑えてのどを見たり、痛い注射をしたりと子供の嫌がることばかりなので、子供たちを笑わせたり、夢中にさせたりする方やキャラクターに憧れますし、そのような方が亡くなることは強烈に悲しいことです。

 

“グラスホッパー物語”の3本目は「グラスホッパーからの手紙~忘れないで~」というタイトルで、最後は画面に向かって微笑みかけるのっぽさんで終わりました。

自分はのっぽさんのことを忘れません。

ありがとうございました。

 

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